毎晩23時20〜30分ごろ、物々しい回転灯とゴゴゴゴ…という音とともにゾロゾロと保線用車両たちが蠢き始めます。
ときどきこのタイミングを狙ってカメラを東側(右)に向けるのですが、このときライブカメラで保線用車両たちの姿を見ることができます。
「新幹線Gallery」にも多くの保線用車両を掲載していますが、昼と夜では全く印象が変わります。
昼間はみんな「気は優しくて力持ち」な感じなのですが、夜になると一変して「闇の軍団」のようです。秘密の会議室のような車両、ダース・ベイダーを思わせるようなコワモテ、チョウチンアンコウみたいな子分をゾロゾロと引き連れる車両…どの車両がどんな役割を持っているのかよくわかりませんが、かなりの種類があるようです。
23時30分には最も手前の路線の西側に全車両が集結します。このモノモノしい光景を見ながら一日の最後のタバコに火をつけるのが管理人の日課です。
保線用車両たちは、ここで約1時間ほど過ごすのですが、一体何をしているのか未だにわかりません。最初は新幹線のメンテナンスをしていると思っていたのですが、大間違いでした。とりあえず、この場所でみんな集まって何だかとっても大事な話でもしていると思っておきます。
そして00時30分頃になると本線に向かって出発するようです。夜中の1時や2時に本線を元気に駆け回る保線用車両の姿を見ることもできます。
新幹線が200km/h以上で多くの人の命を乗せて走れるのは、この「夜の軍団」たちのおかげなんですよね。
本当に毎晩お疲れさまです。
写真はこれまで少しずつ撮り貯めてきたものです。